タイの賃金上昇と求められるタイ日系企業の変化(2017年版)

タイにおける人件費は上昇傾向 2017年1月1日からのタイにおける最低賃金が更新されました。これまでの最低賃金は、1日300バーツでタイ全国一律ですが、2017年1月1日からは次のように4グループとなりました。   1バーツ=約3.35円(2017年7月1日現在) 1日300バーツ=約

ダイバーシティマネジメントとは:本当の意味と成功の3ポイント

ダイバーシティマネジメントは、政府、雑誌、ニュース雑誌、新しい企業のあり方として、昨今の経営戦略としても、非常に関心の高いテーマの一つと言えます。一方で、未だにダイバーシティマネジメントは、「女性活躍推進のことだ」「CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社

アジア英語の魅力と学ぶ意義 ~アジア英語が注目される背景とメリット~

アジア英語と聞くと、どのようなことを思い描くでしょうか。日本の学校で教える英語は、アメリカ英語やイギリス英語が主流となっていますが、フィリピンとつないだオンライン英会話や低コストで行けるアジア留学などが広がり、アジアで英語を学ぶことがより日常的になってきました。 ちなみにアジア圏内の英語事情はご存

タレントマネジメント :欧米発エリート育成手法を日本企業に応用する

「優秀な人材から会社を辞めてしまう。。。」 そんな課題を持っている会社が増えています。 会社として、どのようにすれば優秀な人材を採用することが出来、彼らに長く活躍してもらうことができるのでしょうか? 欧米発のその最先端の取り組みが、タレントマネジメントです。 元々、日本企業は「育成」が強みでした。

シンガポール人の特徴とシンガポール人と上手に働くコツ

シンガポールで過去、或いは現在、または将来、仕事で関わっていた(関わっている、関わる予定の)あなた、こんな意見をきいたことはありませんか。 「シンガポール人は、 • 自分で知恵を絞って考えない • 1を聞いて10ができない(言われたことしかしない) • 柔軟性がない • 残業をしたがらない • ち

使えるビジネス英語の勉強法 ~ビジネス英語を習得するための4つのステップ・6つのポイント~

海外で働く人に限らず、国内でも英語力が求められる機会が増えてきました。 あなたもその必要性を感じてきているのではないでしょうか。 ビジネス英語を強化することは、今でも大きなビジネス課題の一つとされていますが、そもそも「ビジネス英語」が使いこなせている状態とは、どのような状態でしょう。 例えばそれは

3分でわかる「働き方改革」の押さえておくべきポイントと効果

「働き方改革」と聞いてどのようなことが思い浮かぶでしょうか? 社員の長時間是正の話かもしれませんし、ITを駆使して在宅で働くテレワークの推奨かもしれません。また、安倍首相が打ち出してる戦略のことかもしれません。 まさに、「働き方改革」と一言でいっても、あなたがおかれている立場によって、「働き方改革

海外現地法人においてMBOによる人事評価を上手に運用するコツ

人事評価にMBO(目標管理)評価を導入している企業は国内に数多くあります。ここで言うMBOは、Management By Objectiveという、”目標を立ててその達成度を評価する”という人事評価の手法のことを指しています。 MBO評価は一見シンプルな手法に見えますが、いざ運用してみると、「目標を

従業員エンゲージメント向上:日本企業だけが知らない業績アップの秘策

従業員エンゲージメント向上:日本企業だけが知らない業績アップの秘策 今、世界中の企業が、企業の業績を上げるために取り組んでいる「従業員エンゲージメント(もしくはエンゲージメント)」を向上させる取り組みをご存知でしょうか? 世界中の企業が、取り組んでいる施策にも関わらず、日本では、従業員エンゲージメ

なぜ、グローバル化を進める日系企業が「現地化」で失敗するのか

はじめに. 海外現地法人の「現地化」の落とし穴 欧米からアジアへの経済力のシフト、急速に進む技術革新、日本が抱える少子高齢化問題、という流れにより、日系企業の「グローバル化」は急速に推し進められています。事業の「グローバル化」を進めていく中で、同時に出てくる経営課題は、「どう現地化(ローカル化)を