大企業でも使えるティール組織のエッセンスとは?

2014年、ベルギー人のフレデリック・ラルー氏が「Reinventing Organizations(組織の再発明)」を出版しました。 和訳版は『ティール組織』(英治出版)として、2018年1月に出版され、ベストセラーとなっています。 フレデリック氏の著書では、組織の発明の歴史を、人の発達段階を組

HRテックを活用するための5つのステップと人事課題

  「HRテック」という言葉をよく耳にするようになりました。 HRテック、HRテクノロジー(HR×テクノロジー)という言葉は20年程前から、米国を中心に存在はしていましたが、徐々に日本にも浸透してきました。 言葉の定義については、例えば『日本の人事部』においては、次のように定義をしていま

管理職研修|90日でリーダーへ育てる具体的アプローチ

管理職経験者が、よりレベルの高い管理職になるための研修とは、90日間を要して、管理職をリーダーの状態へ持っていくことです。 そのために最も効果的なことは 「これからの管理職に必要な役割や行動に対する、現状とのギャップに気づき、自ら変化させる」ことです。 なぜ最も効果的かというと、 研修で学んだこ

「同僚はロボット」RPAによる人事業務自動化と費用対効果

  RPA(Robotics Process Automation)は、決まった事務業務を自動化する技術です。 あなたが、きちんと教えたことは365日24時間、文句も言わずミスなく作業してくれます。 RPAを活用すれば、業務効率化と品質向上を実現することができ、人件費も削減できます。 日

シンガポールにおける組織運営の課題とは?
組織診断から見えるローカル社員の本音

在星日系企業の経営において、ローカル社員(日本からの駐在員以外の現地採用社員)の採用、教育、処遇、組織活性化といった人事領域は、いつも経営者を悩ませるテーマのひとつです。 多様な人種、文化、価値観を持つ人が入り混じるシンガポールでは、シンガポーリアンだけでなく世界中から労働力が集められるため、仕事に

シンガポールにおける賃金決定のポイント

海外現地法人のマネジメントにおいて頭を悩ますテーマの一つに、「ローカル社員の賃金決定」があります。月給や賞与はどのようなルールで決定すれば良いか、ローカル社員は賃金のどの部分に最も関心があるのか、賃金交渉の際に何を説明すれば納得してもらえるか等々。日本と異なる文化を持つ海外では、賃金についても異な

The 3 Inside Secrets to Managing Millennials.

As a leadership trainer and HR Consultant, the question I am asked probably more than any other, is, “How do I deal with Millennials?” Millennials ar

タレントマネジメント
戦略人事を加速させるタレントマネジメントのポイント

Talent management is HRM itself. タレントマネジメントの要諦は「社員の能力を可視化して、企業戦略に生かす」というものです。 この考えは、日本企業の人材育成と非常に相性がいいと感じています。 ただ、多くの日本企業では、何らかのタレントマネジメントシステムを入れたはいいも

グローバル人材~産業界で求められるグローバル人材の姿~

「グローバル人材」という言葉が、よく聞かれます。 そもそも「グローバル人材」とはどういう人の事を指すのでしょうか? ・日本以外で活躍する人のこと? ・世界中どこでも活躍できる人のこと? ・日本に住んでいても、グローバルな視点を持って活躍している人も? 一般的に、どのように「グローバル人材」という言葉

社員の意識改革を実現するためのアプローチと具体的提案

    先日ある大手日系企業メーカーの常務からこんな相談を受けました。 「あらゆる研修やセミナーには手を打ち尽くしました。 制度も変えました。ただ役員含めた管理職の意識が変わらない」 何とかしてほしいとすがるような声で、仰っていたことを今でも鮮明に覚えています。 この会社は生産